網膜色素変性症の夫が過ごしやすい生活作り
こんにちは、RPwifeです。
今日は、網膜色素変性症の夫が過ごしやすい生活作りのためにやっていることを紹介します。
網膜色素変性症は徐々に視野がなくなりやがて失明する難病です。
視野が狭くなると、足元が見えづらくなったり、物とぶつかったりといったことが増えていきます。
人によって視野が欠けている箇所は異なる為、足元だけでなく、左右上下のものが見えずらいことも。
そんな夫が、少しでも過ごしやすい生活作りのために、私にできることをまとめました。
夫が過ごしやすい生活作り

- 部屋の床に物を置かない
- 物は定位置に置く
- 物を減らす
- 部屋や物の配置がかわったら知らせる
- 扉は必ず閉める
- 段差や障害物がある時は声をかける
- なるべく人混みを避ける
- 明るい時間に行動する
- こそあど言葉(あれ、これ、それ等)は使わない
- 食器の色を黒にする
- 部屋の照明や家具の色などを工夫する
- 落として見つけずらい物に目印をつける
今思うと、怪我の防止や物の紛失防止が目的のものが多いですね。
少しでも夫の目の変わりになれたらなぁと思いますが、きっとまだまだできる事はあると思うので、これからも相談しながら改善していきたいです。
夫が日常生活で気をつけていること
ある日夫へ「普段生活していて気をつけていることなどがあるか」を聞いてみると、
「視野が狭い分首を振って歩いている。」
と、答えました。
この話を聞いたとき、足りないものがあるのなら足していけばいいという、シンプルで理にかなった考え方が凄く素敵だなと思いました。
夫も通常の方よりもだいぶ視野が狭くなっていますが、この病気と共に生きている夫だからこそたどり着いけた方法だと思います。
視野を補うために首を振って歩く

実際に首を振って歩く効果は「ある」と私は思っています。
というのも、実際に首を振る効果について調べている際、ある一冊の本に出会ったんです。
その名も「ハトはなぜ首を振って歩くのか (岩波科学ライブラリー) 藤田 祐樹 (著)」。
なかなか興味深いタイトルですよね。
早速購入して読んでみたのですが、ハトの首振りには「視覚的な理由」があるなど、なかなか興味深いお話が書いてありました。

「なぜハトが首を振るのか」については、全115ページのうち、40~70ページの30ページ分しか書いていませんが、ハトの視覚と首振りの関係性がこの30ページにグっと詰まっています。
著者である藤田先生が、もともとヒトの歩行の進化について研究をしていたというだけあって、本全体を通じて目の話や視覚の話がたくさん出てくるところも面白かったです。
ハト以外にも、様々なタイプの鳥の行動や動作を、人間の体の仕組みを具体例にあげながら解説されているので、理解しやすくとても勉強になりました。
もし気になる方は読んでみてくださいね。
視野を補うために首を振って歩いている夫の行動は、まさに人間の進化だと思います。
窮地に立たされた時にこそ見える世界や気づきには大きな力がありますね。